法隆寺金堂壁画のサイトとしては、
法隆寺金堂壁画
があるが、あまりいいイメージではなく、いったいどこが優れた壁画なのかよくわからない。また、なぜか焼損後のイメージばかり多量にある。ただ、焼失を免れた飛天については、
法隆寺飛天ライブラリー
がある。ここには、飛天だけでなく、薬師浄土図(全景)、釈迦浄土図(全景)も追加されたようで、今後に期待したい。
M. Sullivan のThe Arts of China,1973, Berkeley
These paintings, after miraculously surviving for twelve centuries, were almost totally destroyed by fire in 1949, a disaster to the art of the world as great as if the frescos of Sistine Chapel or those in the cave-temples of Ajanta had perished
のような賛辞を多くの人が出している。しかし、なぜ、法隆寺壁画の焼損が、「シスチナ礼拝堂壁画の焼失」に例えられる損失なのか納得するには、「優れた絵画」であると納得できるイメージが必要である。
1949年1月26日に焼損してみるかげもなくなっているのだから、火事以前のカラー写真イメージは非常に貴重である。一部でハイビジョンや高精細度イメージで保存しているようだが、インターネット上にはないようだ。
本ですら、現在、簡単に購入できる本は、「法隆寺金堂壁画」(朝日新聞社)という1冊しかない。
そこで、著作権に問題のない、50年以上前に出版された本などから、質のよいカラー写真図版を収集し、
順次、紹介することにした。クリックすると300K〜1M 程度の精細画像がでるようにした。
第6壁 阿弥陀浄土 全@ | 第1壁 釈迦浄土 全@ |
第10壁 薬師浄土 全@ | 第9壁 弥勒浄土 全 @ |
References
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